GBP(Googleビジネスプロフィール)の属性は、店舗の特徴や設備を検索ユーザーに伝える項目だ。Wi-Fi、駐車場、バリアフリー、支払い方法——こうした情報は、ユーザーが来店を決める判断材料になる。
属性を適切に設定すると、検索表示の機会が増え、来店率も向上する。
GBPの属性とは
GBPの属性は、ビジネスの特徴を構造化データとして登録する機能。属性を設定すると、Googleマップの店舗情報に「Wi-Fiあり」「駐車場あり」「バリアフリー」などの情報が表示される。
属性は大きく2種類に分かれる。
| 種類 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 事実属性 | オーナーが設定する客観的な情報 | Wi-Fi、駐車場、個室 |
| 主観属性 | ユーザーの口コミや評価から自動生成 | 「雰囲気が良い」「子連れに優しい」 |
事実属性はオーナーが自分で設定できる。主観属性はユーザーの口コミに基づいてGoogleが自動的に表示するため、直接コントロールはできない。
属性が検索に影響する理由
理由1:フィルター検索に対応する
Googleマップでは「Wi-Fiあり」「駐車場あり」などのフィルターで店舗を絞り込める。属性を設定していない店舗は、フィルター検索の結果に表示されない。
理由2:検索クエリとの一致度が上がる
「渋谷 個室 イタリアン」で検索したユーザーに対して、「個室」の属性が設定されている店舗は表示されやすくなる。
理由3:ユーザーの来店判断を助ける
属性情報が充実している店舗は、ユーザーが事前に知りたい情報を得られるため、来店のハードルが下がる。
業種別の重要な属性
飲食店
| 属性 | 重要度 |
|---|---|
| 個室あり/なし | ◎ |
| 禁煙/喫煙 | ◎ |
| テイクアウト対応 | ◎ |
| デリバリー対応 | ○ |
| Wi-Fi | ○ |
| 駐車場 | ◎(郊外) |
| 子供連れ歓迎 | ○ |
| ペット可 | ○ |
| クレジットカード対応 | ◎ |
| 電子マネー対応 | ○ |
美容院・サロン
| 属性 | 重要度 |
|---|---|
| 駐車場 | ◎ |
| バリアフリー | ○ |
| クレジットカード対応 | ◎ |
| 予約制/予約不要 | ◎ |
| 女性スタッフ対応 | ○ |
| キッズスペースあり | ○ |
クリニック
| 属性 | 重要度 |
|---|---|
| バリアフリー | ◎ |
| 駐車場 | ◎ |
| 予約制/予約不要 | ◎ |
| オンライン診療対応 | ◎ |
| 外国語対応 | ○ |
ホテル・旅館
| 属性 | 重要度 |
|---|---|
| Wi-Fi | ◎ |
| 駐車場 | ◎ |
| バリアフリー | ◎ |
| ペット可 | ○ |
| プール | ○ |
| 朝食付き | ◎ |
属性の設定手順
- GBPダッシュボードにログイン
- 「プロフィールを編集」を選択
- 「その他」セクションを確認
- 該当する属性を「はい/いいえ」で設定
- 保存
業種によって表示される属性項目が異なる。自分の業種で利用可能な属性を全て確認し、設定漏れがないようにする。
属性設定でよくある間違い
間違い1:属性を設定していない
GBPを作成したときにスキップして、そのまま放置しているケース。利用可能な属性は全て設定する。
間違い2:情報が古い
コロナ禍でテイクアウトを始めたのに属性に反映していない、禁煙に切り替えたのに喫煙可のまま——情報が古いと、ユーザーの信頼を失う。
間違い3:虚偽の属性を設定する
駐車場がないのに「駐車場あり」と設定するなど、虚偽の属性は口コミでの指摘やGBPの信頼度低下につながる。
間違い4:主観属性を無視する
主観属性(「雰囲気が良い」など)は直接設定できないが、口コミの内容に影響される。口コミで「子連れに優しい」という評価が増えると、その属性がGBPに表示される。
属性と口コミの相乗効果
属性設定と口コミは相互に影響する。
- 属性で「個室あり」を設定 → 個室を探しているユーザーが来店 → 「個室が快適だった」という口コミが増える → 主観属性が強化される
- 口コミで「駐車場が広い」という評価が多い → 主観属性に反映 → 駐車場を探しているユーザーの来店が増える
この好循環を作るために、属性設定と口コミ管理を両方しっかり行う。
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