GBP(Googleビジネスプロフィール)のインサイトは、ユーザーがどのように店舗を見つけ、どんなアクションを取ったかを示すデータだ。
「検索されているのに来店につながらない」「先月より電話が減った」——インサイトを定期的に確認すると、こうした問題の原因が見えてくる。
インサイトで確認できる主な指標
1. 検索クエリ
ユーザーがどんなキーワードで店舗を見つけたかを確認できる。
活用方法:
- 予想していなかったキーワードが多い場合、そのキーワードに合わせたGBPの最適化を行う
- 検索クエリに含まれるキーワードを、GBPの説明文やメニューに追加する
- 競合名での検索が多い場合、差別化ポイントを強化する
2. 検索での表示回数
店舗がGoogle検索やGoogleマップで表示された回数を確認できる。
活用方法:
- 表示回数が減少傾向なら、GBPの更新頻度を上げる(投稿、写真追加、口コミ返信)
- 表示回数が増加しているのにアクション数が増えていない場合、プロフィールの魅力度を改善する
3. アクション数
ユーザーが取ったアクションの数を確認できる。
| アクション | 意味 |
|---|---|
| ウェブサイトクリック | ウェブサイトへの遷移 |
| ルート検索 | 店舗までのルートを検索 |
| 電話 | 電話番号をタップ |
| メッセージ | メッセージの送信 |
活用方法:
- ルート検索が多い場合、実際の来店数を推定できる
- 電話が多い場合、予約受付の体制を見直す
- ウェブサイトクリックが少ない場合、GBP上の情報を充実させる(ユーザーがウェブサイトを見なくても判断できるように)
4. 写真の閲覧数
GBPに掲載されている写真の閲覧数を確認できる。同業他社との比較も表示される。
活用方法:
- 同業他社より写真閲覧数が少ない場合、写真の質と量を改善する
- 閲覧数の多い写真を分析し、同じタイプの写真を追加する
5. 口コミの推移
口コミの件数と平均評価の推移を確認できる。
活用方法:
- 口コミ件数の増減トレンドを確認
- 平均評価の変動を確認
- 低評価が増えた時期と原因を分析
インサイトの確認手順
- GBPダッシュボードにログイン
- 「パフォーマンス」タブを選択
- 期間を設定(過去7日、28日、3ヶ月など)
- 各指標を確認
インサイトを改善に活かすフレームワーク
フレームワーク:ファネル分析
GBPのデータをファネル(漏斗)として分析する。
検索表示(Impression)
↓
プロフィール閲覧(Profile View)
↓
アクション(Action)
↓
来店(Visit)
各ステップの転換率を計算し、最も改善効果が高いステップに注力する。
| ステップ | 指標 | 改善策 |
|---|---|---|
| 表示 → 閲覧 | プロフィール閲覧率 | カテゴリ・キーワード最適化 |
| 閲覧 → アクション | アクション率 | 写真・説明文・口コミの充実 |
| アクション → 来店 | 来店転換率 | 営業時間の正確性・アクセス情報 |
月次レポートの作成
毎月以下の指標を記録し、トレンドを追跡する。
| 指標 | 今月 | 先月 | 前年同月 |
|---|---|---|---|
| 検索表示回数 | |||
| プロフィール閲覧数 | |||
| ウェブサイトクリック | |||
| ルート検索 | |||
| 電話 | |||
| 口コミ件数(新規) | |||
| 平均評価 |
インサイトでよくある課題と対策
課題1:表示回数は多いがアクション率が低い
原因:プロフィールの魅力が足りない 対策:
- 高品質な写真を追加する
- 口コミの返信率を上げる
- 説明文を充実させる
- メニュー・価格を登録する
課題2:電話は多いがルート検索が少ない
原因:来店前に電話で確認したいことがある 対策:
- GBPのQ&Aでよくある質問に回答する
- 営業時間、駐車場、予約方法を明確にする
- 属性設定を充実させる
課題3:口コミ件数が増えない
原因:口コミを依頼する仕組みがない 対策:
- QRコードを設置する
- 会計時に声をかける
- フォローアップメールで依頼する
インサイトと口コミの関係
口コミの件数と質は、インサイトの全ての指標に影響する。
- 口コミが多い → 検索表示回数が増える
- 口コミの評価が高い → プロフィール閲覧率が上がる
- 口コミに返信がある → アクション率が上がる
口コミ管理を徹底することで、インサイトの全指標が改善する。
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