新しくオープンした店舗にとって、口コミの数はゼロからのスタートだ。口コミがゼロの店舗は「大丈夫かな?」と不安に思われやすい。
最初の10件の口コミを集めることが、新規店舗の最初のマーケティング課題。口コミがある店舗とない店舗では、検索表示もクリック率も大きく変わる。
開業直後に口コミが重要な理由
理由1:信頼の第一歩
口コミゼロの店舗は、ユーザーにとって「未知数」。最初の数件の口コミが入るだけで、「他の人も行っている」という安心感が生まれる。
理由2:ローカル検索に影響する
Googleのローカル検索では、口コミの件数と評価がランキング要因になる。口コミゼロでは上位表示が難しい。
理由3:早期に口コミ文化を作る
開業直後から口コミを集める仕組みを作ると、それが定着し、継続的に口コミが集まる体質になる。
開業前にやるべきGBP設定
ステップ1:GBPを登録する
オープン前からGBPの登録を始める。オーナー確認には数日〜数週間かかることがあるため、早めに着手する。
ステップ2:プロフィールを完成させる
開業日までに以下を全て設定する。
- ビジネス名
- カテゴリ(メイン+サブ)
- 住所
- 電話番号
- ウェブサイト
- 営業時間
- ビジネス説明文
- 属性(Wi-Fi、駐車場、支払い方法など)
- メニュー / サービス
- 写真(外観、内装、メニュー、スタッフ)
ステップ3:写真を充実させる
開業前に撮影した店舗の写真をアップロードする。最低10枚は用意する。
- 外観(昼・夜)
- 内装(席、カウンター、個室)
- メニュー(人気商品、定番商品)
- スタッフ(笑顔の写真)
- 設備(駐車場、トイレ)
最初の10件を集める方法
方法1:プレオープンで依頼する
本オープン前のプレオープンに招待した人に口コミを依頼する。友人、知人、業界関係者など。
注意:身内だけの口コミにならないよう、本オープン後に一般客の口コミも集める。
方法2:来店者全員にQRコードを見せる
開業初日からQRコードを用意し、全ての来店者に口コミを依頼する。
テーブルカード例:
グランドオープン記念
ご来店ありがとうございます!
ぜひ率直なご感想をお聞かせください。
[QRコード]
方法3:会計時に直接お願いする
開業直後は店長自ら会計に立ち、全ての来店者に口コミをお願いする。
声かけ例:
「オープンしたばかりなので、
ご感想をいただけるとすごく励みになります。
もしお時間ありましたら、
Googleで口コミいただけると嬉しいです。」
方法4:SNSフォロワーに依頼する
開業前からSNSで情報発信している場合、フォロワーに来店と口コミを依頼する。
方法5:地域のインフルエンサーを招待する
地域で影響力のあるブロガー、インスタグラマーに来店してもらい、口コミの投稿を依頼する(報酬なしで)。
最初の口コミへの対応
全ての口コミに即日返信する
最初の口コミは特に重要。即日返信することで「この店は口コミを大切にしている」という印象が最初から確立する。
低評価でも冷静に対応する
開業直後に低評価の口コミが来ると精神的にきつい。しかし、低評価への丁寧な対応は「この店は改善意欲がある」という印象を与える。
口コミの内容を改善に活かす
開業直後は改善点が多い。口コミで指摘された点を速やかに改善し、改善した旨を返信で伝える。
開業後の口コミ管理ロードマップ
| 期間 | 目標 | やること |
|---|---|---|
| 開業前 | GBP完成 | プロフィール、写真、メニュー設定 |
| 開業〜1ヶ月 | 10件 | 全来店者にQRコード+声かけ |
| 1〜3ヶ月 | 30件 | QRコード定着、返信率100% |
| 3〜6ヶ月 | 50件 | 口コミ依頼の仕組み化、月次分析開始 |
| 6ヶ月〜 | 継続 | 月10件ペースで継続、改善サイクル |
やってはいけないこと
- 口コミ代行業者の利用:バレるとGBP停止リスク
- 自作自演:フィルタリングされるだけでなく、正当な口コミまで影響を受ける
- 一度に大量依頼:短期間に口コミが集中するとスパム判定される
- 星の数を指定する:「星5をお願いします」はGoogleガイドライン違反
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